むし歯、歯周病を予防

寝たきりによる体力、免疫力の低下や介護生活で歯のケアが満足にできないと、口内に歯垢が溜まりやすく、さらには免疫力低下でむし歯や歯周病の発生率がぐんと上がります。 定期的に口腔ケアをすることで口の中の汚れをリセットし、むし歯や歯周病を予防することができるのです。

誤嚥性肺炎の予防

誤嚥性肺炎は口の中の細菌が気管から肺に入ることで発症する病気です。高齢者に多く、現在死因の第3位になっています。特に免疫力や体力が落ちている方は発症しやすいといわれています。口腔ケアで口腔内細菌の数を減らし、飲み込み機能を維持・向上することで発生率を下げる効果が期待できます。

義歯口内炎の予防

入れ歯が合わない、汚れが付着していると口内炎ができることがあります。入れ歯に付いた歯垢は細菌増殖し、合わない入れ歯は粘膜や入れ歯の床縁に炎症が起こり義歯性口内炎ができます。定期的に入れ歯の清掃や調整を行うことで、口の中を快適に保つだけでなく口内炎を予防することもできます。